MRI|海の中道整形外科|福岡市東区塩浜・三苫・和白・美和台・新宮の整形外科

〒811-0203福岡県福岡市東区塩浜1-9-50
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MRI|海の中道整形外科|福岡市東区塩浜・三苫・和白・美和台・新宮の整形外科

当院は地域の患者さんにより良い医療を提供するために福岡市東区の整形外科クリニックでは初となる最新のAI機能を搭載した超電導MRI(1.5テスラ)を完備しています。
診察を受けてMRI検査が必要と判断された患者さんは院内でMRI検査を行えるようになりました。MRI検査のためにわざわざ別の医療機関に行く必要がないため、検査→診断→治療の流れをスムーズに行うことができます。

超電導MRI(1.5テスラ)01

超電導MRI(1.5テスラ)02

MRIとは

MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略称です。強力な磁石と電磁波で体内を断面図として画像化することができる装置です。調べたい体の部位を縦、横、斜めなど、様々な方向から断面として情報を得ることができます。

放射線被ばくのない検査

X線やCT検査のような放射線を用いる検査ではないため、放射線被ばくの心配がありません。放射線の影響を受けやすいお子さんでも安心して検査を受けることができます。

MRI検査でわかること

X線(レントゲン)撮影では難しかった、軟骨やじん帯、骨のひび、骨内の水腫及び血腫等も検査することができます。
膝、肩、腰椎、頚椎、骨盤など全身のあらゆる部位を詳しく評価し、診断することが可能です。

MRI検査はがんの有無や脳卒中などの脳血管疾患の検査というイメージがあるかもしれませんが、整形外科疾患でMRI検査が診断に有用なケースは非常に多いです。MRI検査でわかることを詳しく解説します。

痛みやしびれの原因がわかる

痛み・痺れは診察により原因を推察しますが特定が難しいこともあります。MRI検査で神経の圧迫や軟骨の変性などを調べることにより、痛みやしびれの原因を特定することができます。
(例)下肢や腰、でん部に痛みやしびれなどの症状が現れる腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアはMRI検査で病巣や進行の程度を確認し、治療方針を決めていきます。痛み・しびれは、視診や触診だけでは原因の特定が難しいことがあります。MRI検査は神経の圧迫や軟骨変性の発見に優れています。そのため、MRI検査の画像所見をもとに痛み・しびれを引き起こしている原因を特定します。たとえば、下肢や腰部に痛みやしびれなどの症状が現れる腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)や腰部椎間板(ようぶついかんばん)ヘルニアはMRI検査で病巣や進行程度を確認し、治療方針を決めていきます。

筋肉や腱・靭帯などの軟部組織の損傷・断裂がわかる

筋肉や腱・靭帯などの軟部組織はX線検査では評価できません。MRIはこれらの軟部組織病変の診断を得意としています。
スポーツ障害では靱帯損傷や筋断裂、膝関節の半月板損傷などの診断に適しています。また、変形性ひざ関節症では、MRI検査で軟骨のすり減り具合や関節部の炎症などを評価することができます。当院では、変形性ひざ関節症に対して再生医療を導入していますが、治療前にMRI検査で詳細な画像評価を行っているため、安心して治療を受けることができます。

脳血管疾患のリスクがわかる

頭部MRIは、脳梗塞や脳出血など脳血管疾患の病変を調べることができます。また、くも膜下出血の原因となる動脈瘤や血管狭窄の程度を検査することで、病気を早期発見し、脳血管疾患のリスクを軽減できます。

がんや骨折などの病変が早期にわかる

MRIは、体の正常な組織とがんなどの異常な組織を区別するのが得意な検査です。そのため、骨や軟部組織などCT検査では区別しにくい部位のがんの発見に有用です。MRI検査でがんを早期に発見し、適切な治療を受けることで死亡リスクを軽減できることがあります。またMRIは骨の内部の描出に非常に長けており、レントゲンやCTでは分からない骨折や骨内病変を調べることができます。スポーツ活動による疲労骨折の早期診断にも有用です。

当院のMRIの強み

当院で導入している機器は最新のAI機能を搭載した1.5テスラ超電導MRI(Siemens社製 MAGNETOM Sempra)です。

  1. 高い解像度の画質
  2. 短時間での撮影
  3. 騒音の低減(静音化)

多くの整形外科クリニックに完備されている永久磁石型のオープンMRIの4-5倍の磁場強度を有する1.5テスラ超電導MRIであり、より短い撮影時間で、より解像度の高い画像を得ることができます。近年では技術の向上により永久磁石型のMRIの画質も良くなってきてはいますが、双方には大きな差があります。「永久磁石型MRI:診断には問題のない画質」と「超電導MRI:診断に加えて詳細な評価ができる画質」と言い表せるほど明らかな差があります。(ひざ、こしMRI画像参照)
さらに当院のMRI装置には最新のAIを用いた画像再構成機能が搭載されています。
MRI画像のノイズを効率的に除去し、解像度を高める機能であり、より質の高い画像を短時間で撮影することができます。
また検査時の騒音を最大90%以上静音化する機能も搭載されているため、小さなお子さんでもこの機能を使用することで安心して検査を受けることができます。

患者さんが安心して快適に検査を受ける環境を提供できるように心がけています。
詳しい検査内容は、医師またはスタッフまでお気軽にお尋ねください。

・膝関節(ひざ)

永久磁石型MRI(0.2テスラ)

永久磁石型MRI

(0.2テスラ)

超電導MRI(1.5テスラ)

超電導MRI

(1.5テスラ)

・腰椎(こし)

永久磁石型MRI(0.2テスラ)

永久磁石型MRI

(0.2テスラ)

超電導MRI(1.5テスラ)

超電導MRI

(1.5テスラ)

最新のAI機能(Boost)を使用した腰椎MRI画像と撮像時間

AI機能(Boost)

最新のAI機能Boostは効率的にノイズを低減し、画像の質を落とすことなく撮像時間を高速化できます。当院は整形外科クリニックとして初めてAI機能「Boost」を導入した施設です。

MRI撮影にかかる費用

19,000[円]×(3割) = 5,700[円] 19,000[円]×(2割) = 3,800[円] 19,000[円]×(1割) = 1,900[円] ※上記検査料には、再診料等は含まれていません。

MRI検査を行う上での注意点

MRIは磁場の中で行うため、検査を受けられない場合があります。
下記に該当する方は、必ず検査前にスタッフにお知らせください。

【MRI検査を受けられない方】

  • 心臓にペースメーカーがある方
  • 人工内耳、人工中耳の方
  • 体内に電子電気部品を装着されている方

【MRI検査を受けられない可能性のある方】

  • 心臓にステントなどがある方
  • 人工弁の手術を受けている方
  • 体内に避妊リングなどがある方
  • 手術による人工関節・針金・脳動脈瘤クリップなどの金属が体内にある方
  • 眼に金属片が入っている、または入っている可能性がある方
  • 妊娠している方、またはその可能性がある方
  • 閉所恐怖症など狭いところが極端に苦手な方
  • 歯の矯正またはインプラントなどをしている方
  • 増毛パウダーを使用している方
  • 入墨のある方
  • 以前にMRI検査で気分が悪くなったことのある方

※体内金属、磁性体が体内に挿入されている場合は、検査可能か不可かの判断のために、手術をされた医療機関に問い合わせをお願いする場合があります。

MRI検査室に持ち込めないもの

    • 貴金属(ネックレス、ピアスなど)
    • メガネ、入れ歯、補聴器
    • 金属の入った下着(ブラジャーなど)
    • ヒートテック
    • ズボンのベルト、ファスナー
    • 防寒肌着(ヒートテック等の吸着発熱素材を使用した肌着)
    • カイロ、エレキバン
    • カラーコンタクトレンズ

など

※当院では安全に検査を受けていただくために検査着に着替えていただきます

検査の流れ

MRI検査は医師が必要と判断した際に行われます。
なお検査は、ご予約の患者さんが優先となります。

1

受付

初めて当院を受診される方は、受付に保険証を出してください。また、当院への紹介状がある方は、受付に紹介状を提出してください。

2

診察

医師による診察を受けていただきます。症状等を伺った上で必要な検査を行い、MRI検査が必要と判断された場合にスケジュールを調整します。

3

検査日の決定

MRI検査の必要性などをご理解いただき、スケジュールを決定します。
緊急性の高い場合や予約枠に空きがあった場合、当日に検査をする場合もあります。
検査日程が決まったら、MRI検査を受けるために必要な問診票を記入していただきます。
※事前に予約をされている方はそのまま検査へご案内いたします。

4

検査当日

検査時間の20分前までにお越しいただき、更衣室にご案内します。安全に検査を受けていただくために検査着に着替えていただきます。検査前の診察を受けていただくこともあります。
検査の所要時間は、目的や条件、検査する箇所によって変動しますが20〜30分程度です。

5

結果

検査結果についてご説明します。結果に応じて治療方針を決定します。
検査の時間帯によっては説明が後日になる場合もございます。